この度、『STEAM食育』が商標登録されました。STEAM保育に食育を組み合わせることで多角的な学びを得ることができるのが『STEAM食育』です。
今後も、子ども達が様々な食体験を通し学べるよう「ワクワク」する仕掛けを考え実践していきます。
1.人・もの・自然との「かかわり」の中で豊かな食体験が「学び」に繋がるようSTEAM教育の目線で環境を整え、教育・保育を展開します。
2.「日本の食文化を伝える」ことを目的の一つに位置づけています。
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〇銀の鈴保育園では「保育所における食育に関する指針」に基づき、厚生労働省が「食育を通じて子どもに期待する育ちの姿」として掲げている※「5つの子ども像」を食育目標としています。
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子どもたちは、さつまいもが大好き!目にしたとたん「早く食べたい!」という声があちこちから聞こえてきました。さつまいもを縦に切って「中は何色かな?」と尋ねると、「バナナの色!」と答える子もいて、子どもらしい発想がたくさん見られました。つぶす作業では、ぎゅっぎゅっと力強く押す子、ひとつずつ丁寧につぶす子など、それぞれの個性が光っていました。きな粉の味見では、砂糖を入れる前は「なんの味?」と首をかしげていた子どもたちも、砂糖を加えると「きな粉だ!」と嬉しそうに味の変化を感じていました。仕上げにお団子のようにしたさつまいもをきな粉に転がすと、粉がついていく様子を楽しみながら「もう一回!」と何度もまぶして食べていました。
生のさつまいもを見た子どもたちは、「触りたい!」「食べたい!」とわくわくした様子。自分の番になると、目を輝かせながらじっくり観察したり、裏返して形を確かめたりと、夢中になって楽しむ姿があちこちで見られました。 以前は、順番を待つのが難しかった子どもたちも、今回は「自分が触ったらお友だちに渡す」というやりとりができるようになり、成長を感じる場面もありました。 また、蒸したさつまいもを手で潰すときには、「あったかいね」「やわらかいね」と言葉にしながら感触を楽しみ、嬉しそうに笑顔を見せていました。
「さつまいも」に触れてみました。生のさつまいもを見た子どもたちは、その大きさや形に興味津々!手で持ち上げたり、転がしたりして楽しむ姿が見られました。半分に切って蒸したさつまいもを見せると、ふんわり甘い香りが広がり、自然と口を開けて「食べたい!」と伝える子もいました。また、蒸したさつまいもを手でつぶすことにも、感触を楽しみながら笑顔を見せていました。