銀の鈴の食育

☆2月の食育☆

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『恵方巻作り』

うさぎ組(2歳児)は、感染症の流行のためクッキングは急遽中止となりましたが、製作で好きな色紙を「卵焼きときゅうりとにんじんを巻くんだよ」と色紙を具に見立てて恵方巻きを作っている様子が見られました。

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ぱんだ組(3歳児)では、手で海苔の上にごはんをのせ平らにしました。「べたべたするね」と感触を知り、ごはんの上に具を斜めや横や縦にのせ、巻いてみました。「巻きにくいね」「ごはんがこぼれちゃうよ」と友だちと話し合う様子が見られました。

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こあら組(4歳児)では、「巻きすで巻くんだよね」「家で作ったことあるよ」ととても楽しみにしている様子が見られました。彩りを考えながら具をのせたり工夫している様子が見られ成⻑を感じました。

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きりん組(5歳児)では、具をのせるときに「食べやすいから具を短くしてみよう」と具を折る姿もありました。いざ巻いてみると「具がこぼれるから巻きにくくなちゃった」という一連の活動から学ぶことも多かったようです。「でも食べやすくはなったね」と声をかけると「そうだね。見た目もきれいだね」と子ども達から職員が学ぶことも多く嬉しく感じます。

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『畑で収穫 〜ブロッコリー〜』

ぱんだ組は、畑でブロッコリーを収穫しマヨネーズを作って食べました。ペットボトルに豆乳と調味料を入れ振るとマヨネーズが出来上がり。振ると、「色が変わってきたよ」「音が違う〜」と目を輝かせていた子ども達。「マヨネーズってこんな簡単に作ることができるんだね」「家でも作ってみよう」と驚いた様子でした。ブロッコリーが苦手な子も完食をしていました。

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『にんじんスープを作ろう』

幼児クラス(ぱんだ組・こあら組・きりん組)で絵本にのっているʻʼにんじんスープʻʼを作りました。

ぱんだ組は、お約束事をきちんと伝えピーラーを初めて使いました。「家で使ったことあるよ」と友だちと言い合う様子が見られ、にんじんの皮の匂いを嗅ぐと「甘いにおいがする」「にんじんのにおいがするよ」と教えてくれました。「玉ねぎは涙がでるんだよ」と必死にこらえている姿が印象的でしたよ。

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続いてきりん組は、包丁を使うことにも慣れてきたので、にんじんや玉ねぎを薄く切ることにも頑張りました。
「こんなに薄く切れたよ」と見せてくれたり、「にんじんは固いから気をつけよう」と自分に言い聞かせている様子も見られました。

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最後にこあら組がにんじんスープを完成させていきましょう。玉ねぎをバターで炒めると「いいにおいだね」「玉ねぎの色が透明になってきたよ」と興味津々。

蒸したにんじんと炒めた玉ねぎをミキサーに入れ子ども達がスイッチオン!「にんじんと玉ねぎはどこにいったんだ〜」と探している姿が可愛らしかったです。

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給食の時間に食べました。「おいしい! 絶対おかわりする〜」「いいにおい!」「また作ろうよ」と大喜び。笑顔いっぱいの子ども達でしたよ。

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本年度の食育 バックナンバー

4月5月6月
7月8月・9月
10月11月12月
1月2月3月

食育×STEAM教育 ~食べる力の「根」を育てる~

  1. 人・もの・自然との「かかわり」の中での豊かな食体験が「学び」に繋がるようSTEAM教育の目線で環境を整え、教育・保育を展開します。
  2. 「日本の食文化を伝える」ことを目的の一つに位置づけています。
STEAM教育:
これからのAI時代を生きる子ども達に求められる力を身につけるための教育。
ワクワクする体験から創造性と問題解決力を育む。 S(SCIENCE・科学)
T(TECHNOLOGY・技術
E(ENGINEERING・工学)
A(ART・芸術)
M(MATHEMATICS・数学)これらの理数教育に創造性教育を加え、知る(探求)とつくる(創造)のサイクルを生み出す分野横断的な学び。「課題を解決する力」「物事をさまざまな面から捉え解決する力」「新しい価値を創造する力」が身につきます。

銀の鈴保育園では「保育所における食育に関する指針」に基づき、厚生労働省が「食育を通じて子どもに期待する育ちの姿」として掲げている※「5つの子ども像」を食育目標としています。
  1. 食育の推進
    (1)保育所の特性を生かした食育

    1. 保育所における食育は、健康な生活の基本としての「食を営む力」 の育成に向け、その基礎を培うことを目標とすること。
    2. 子どもが生活と遊びの中で、意欲をもって食に関わる体験を積み 重ね、食べることを楽しみ、食事を楽しみ合う子どもに成長してい くことを期待するものであること。
    3. 乳幼児期にふさわしい食生活が展開され、適切な援助が行われる よう、食事の提供を含む食育計画を全体的な計画に基づいて作成し、 その評価及び改善に努めること。栄養士が配置されている場合は、専門性を生かした対応を図ること。

※5つの子ども像

  1. おなかのすくリズムの持てる子ども
  2. 食べたいもの、すきなものが増える子ども
  3. 一緒に食べたい人がいる子ども
  4. 食事づくり、準備にかかわる子ども
  5. 食べものを話題にする子ども

食育から育まれる5つの子ども像 (食べる力=生きる力)

①たくさん遊ぶ
おなかがすくリズムの持てる子ども

②五感で味わう
食べたいもの、好きなものが増える子ども

③一緒に楽しむ
一緒に食べたい人がいる子ども

④料理ができる
食事づくり、準備に関わる子ども

⑤大切さがわかる
食べ物を話題にし、食べ物の命を感じる子ども

『食育』を通して

  • すずっこのうえんでの野菜づくり
    園内にある畑(すずっこのうえん)と近隣の農家(中里農園)にもご協力いただき、野菜の栽培や収穫を行っています。
    自分たちで水やりをしたり草取りをして野菜の世話をしていくことで、収穫するまでの大変さを知り(種や苗は植えただけでは育たない)思いやり・優しさ・感謝の心を育みます。
  • 加工食品づくり
    農園で育てた野菜を乾燥させたり(切り干し大根)、発酵させたり(味噌)して加工食品づくりにも挑戦し「こうやってできているんだ」「こうしたらどうなるのかな?」などと考えることで好奇心や探究心を育みます。

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食事のマナー

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