食育×STEAM教育 ~食べる力の「根」を育てる~
- 人・もの・自然との「かかわり」の中での豊かな食体験が「学び」に繋がるようSTEAM教育の目線で環境を整え、教育・保育を展開します。
- 「日本の食文化を伝える」ことを目的の一つに位置づけています。
食育から育まれる5つの子ども像 (食べる力=生きる力)
おなかがすくリズムの持てる子ども
②五感で味わう
食べたいもの、好きなものが増える子ども
③一緒に楽しむ
一緒に食べたい人がいる子ども
④料理ができる
食事づくり、準備に関わる子ども
⑤大切さがわかる
食べ物を話題にし、食べ物の命を感じる子ども
☆8月の食育☆
ひよこ組 「シャーベット作り」
0歳児はオレンジシャーベット、1歳児はバナナと牛乳のシャーベットを作りました。
氷に触れると「冷たい!」と驚いて手を引っ込めたりしていましたが、徐々にジュースやバナナ牛乳が凍っていく様子に大喜び。シャーベットの完成を楽しみにしていましたよ。
ひよこ組 「ケチャップ作り」
育てたトマトを使ってケチャップを作りました。
トマトを袋に入れ手で潰すときの感触や煮たトマトのにおいなど苦手な子もいましたが、ケチャップが完成すると美味しくておかわりしていましたよ😊
ぱんだぐみ 「手作りケチャップでピザ作り」
ケチャップを手で潰したときの感触や、赤からオレンジ、緑へと色が変化していく様子などたくさんの気づきがあり、「ケチャップなのにグチョグチョする~!」「トマトのにおいがしないよ」と言っていた子どもたちでしたが、鍋でグツグツ煮ると「ケチャップの匂いがしてきた~」「トロトロしているね」と興味津々。
自分で、米パンにケチャップを塗ってベーコン、チーズ、コーンをはさみ、焼いて出来上がり。
パンに焦げ目がついて香ばしい匂いがお部屋に漂い、みんな笑顔いっぱいでしたよ。
こあら組 「ケチャップ作り」
肘や手など全身を使い、袋のトマトを潰していたこあら組。トマトの皮も温めたら生よりもすぐに剥くことができ、「簡単に剥けたよ」「ツルツルになったね」と驚いていました。
「ケチャップってこうやって作るんだね」「ポテトやオムライスとも合うね」と想像を膨らませていましたよ。苦手だったトマトも「美味しい!」とみんな完食していました。
きりん組 「ケチャップ作り」
生トマトと温めたトマトの皮の剥きやすさを比べてみました。
圧倒的に温めたトマトの方が剥きやすいことがわかったきりん組。
「では、なぜ剥きやすくなったのかな?」と質問すると「水が皮と実の間に入ったから」「温めると柔らかくなるから」などたくさんの意見がでました。
ミキサーで潰すと「赤から白に色が変わったよ」と気づきがあり、鍋で煮ると「トロトロになってケチャップのにおいがしてきたね」とトマトが苦手な子も「ケチャップ おかわり~」という姿が見られました。
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『食育』を通して
- すずっこのうえんでの野菜づくり
園内にある畑(すずっこのうえん)と近隣の農家(中里農園)にもご協力いただき、野菜の栽培や収穫を行っています。
自分たちで水やりをしたり草取りをして野菜の世話をしていくことで、収穫するまでの大変さを知り(種や苗は植えただけでは育たない)思いやり・優しさ・感謝の心を育みます。 - 加工食品づくり
農園で育てた野菜を乾燥させたり(切り干し大根)、発酵させたり(味噌)して加工食品づくりにも挑戦し「こうやってできているんだ」「こうしたらどうなるのかな?」などと考えることで好奇心や探究心を育みます。