食育×STEAM教育 ~食べる力の「根」を育てる~
- 人・もの・自然との「かかわり」の中での豊かな食体験が「学び」に繋がるようSTEAM教育の目線で環境を整え、教育・保育を展開します。
- 「日本の食文化を伝える」ことを目的の一つに位置づけています。



食育から育まれる5つの子ども像 (食べる力=生きる力)
おなかがすくリズムの持てる子ども
②五感で味わう
食べたいもの、好きなものが増える子ども
③一緒に楽しむ
一緒に食べたい人がいる子ども
④料理ができる
食事づくり、準備に関わる子ども
⑤大切さがわかる
食べ物を話題にし、食べ物の命を感じる子ども
☆4月の食育☆
きりん組『食べ物の栄養ってなんだろう?』
〜3色の汽車を使った食育活動〜
「食べ物にはどんな栄養があるのかな?」「栄養ってなんだろう?」という問いかけから、赤・黄・緑の汽車を使って、子どもたちと一緒に食べ物の栄養について考えました。
「カレーライスに入っている食べ物は何色の汽車に分けられるかな?」というテーマでは、「トマトは赤いから赤の汽車だよ」「でも野菜だから緑の汽車だよ」などさまざまな意見が出ました。それぞれの考えを出し合いながら、みんなで話し合って一つの意見にまとめ、発表することができました。
このように3色の汽車を使った活動を通して、健康なからだづくりにつながる食育を、今後も楽しく続けていきたいと思います。
こあら組『正しいマナーについて』
“友だちと楽しく食べる”ことが正しいマナーにつながる大切なことだと伝えながら、こあら組では、食事中のマナーについてみんなで考えました。
「食べられる分だけ口に入れるんだよね」「肘をつかずに食べるんだよね」など、子どもたちから出てきた意見に対して「なんでそうするのかな?」と一緒に理由を考えました。
また、食事のあいさつ「いただきます」「ごちそうさま」の意味も学び、給食の時間には手を合わせて、感謝の気持ちを込めてあいさつすることができましたよ。
ぱんだ組『正しいマナーと食具の持ち方について』
ぱんだ組では、食事中の“正しいマナー”と“よくないマナー”を比べながら、みんなで違いを考えました。
「背中が曲がっているよ」「立ち歩いたらダメだよね」と子どもたちは気づいたことをしっかり伝えてくれました。
はじめは、食具を正しく持つことや、食器に手を添えることが難しい様子もありましたが、繰り返し練習する中で、少しずつ自然と身につき、正しいマナーにつながっていきます。
うさぎ組『噛むことの大切さを知る』
「ごはんを食べるとき、みんなよく噛んでいるかな?」という問いかけに「はーい!」と元気いっぱいに答えてくれたうさぎ組の子どもたち。
この日は、少しかためのビスケットを食べながらよく噛むことを意識して練習しました。噛むことの大切さを体験を通して学ぶことができました。
また、食べるときの姿勢にも注目し、背すじをピンと伸ばして座ることで、より上手に噛めることにも気づくことができました。
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『食育』を通して
- すずっこのうえんでの野菜づくり
園内にある畑(すずっこのうえん)と近隣の農家(中里農園)にもご協力いただき、野菜の栽培や収穫を行っています。
自分たちで水やりをしたり草取りをして野菜の世話をしていくことで、収穫するまでの大変さを知り(種や苗は植えただけでは育たない)思いやり・優しさ・感謝の心を育みます。 - 加工食品づくり
農園で育てた野菜を乾燥させたり(切り干し大根)、発酵させたり(味噌)して加工食品づくりにも挑戦し「こうやってできているんだ」「こうしたらどうなるのかな?」などと考えることで好奇心や探究心を育みます。