
この度、『STEAM食育』が商標登録されました。
STEAM保育に食育を組み合わせることで多角的な学びを得ることができるのが『STEAM食育』です。
今後も、子ども達が様々な食体験を通し学べるよう「ワクワク」する仕掛けを考え実践していきます。
食育×STEAM教育 ~食べる力の「根」を育てる~
- 人・もの・自然との「かかわり」の中での豊かな食体験が「学び」に繋がるようSTEAM教育の目線で環境を整え、教育・保育を展開します。
- 「日本の食文化を伝える」ことを目的の一つに位置づけています。



食育から育まれる5つの子ども像 (食べる力=生きる力)
おなかがすくリズムの持てる子ども
②五感で味わう
食べたいもの、好きなものが増える子ども
③一緒に楽しむ
一緒に食べたい人がいる子ども
④料理ができる
食事づくり、準備に関わる子ども
⑤大切さがわかる
食べ物を話題にし、食べ物の命を感じる子ども

☆10月の食育☆

5歳児きりん組
『さつまいもホットケーキを作ろう』
『手作りホットケーキを人数分に分けてみよう!(グループワーク)』
6人のグループに分かれ「どうしたら同じように分けられるかな?」と話し合いました。「たてと横に切ったら何人分できるかな?」数を数える姿も見られ、楽しみながら自然と数字に親しむことができました。
グループごとにさつまいもホットケーキに合う果物とどのような形で混ぜるかも考えました。みかんをミキサーで細かくしたり、りんごやバナナを食べやすい大きさに切ったりと、工夫しながら調理を楽しむ姿がたくさん見られました。焼くときは生地がやわらかく、ひっくり返すのが少し難しかったのですが、「がんばれー!」と声をかけあいながら最後まであきらめずに挑戦!ふっくら焼きあがったホットケーキを見て、みんなとても嬉しそうでした。
みんなで協力して作ったホットケーキは、秋の味覚たっぷりでとてもおいしかったです。
4歳児こあら組 『さつまいもホットケーキを作ろう』
さつまいもホットケーキに入れる果物を「りんご」と「バナナ」から選び、それぞれ食べやすい大きさを考えて工夫しながら作りました。各々作ったので、「どんな味になるかな」「違いはあるのかな」とみんなワクワクしながら取り組む姿が見られました。
焼いているうちに「形が違うね」「いいにおいがする~」「色も変わってきたね」とたくさんの発見や気づきの声があがりました。
最後は焼きあがったホットケーキにいちごジャムやメープルシロップをかけて飾りつけ。「さつまいも甘いね」「りんご見つけたよ」と笑顔いっぱいで味わい、秋の旬の味覚を楽しむことができました。
3歳児ぱんだ組 『さつまいもホットケーキを作ろう』
「どんな味になるんだろう?」「さつまいも大好き!」とクッキングを楽しみにしていたぱんだ組。
転がりやすいバナナを切るときは、手でそっと押さえて工夫しながらカットしていました。生地を混ぜるときには「どんどん混ぜやすくなってきたよ」「色も変わってきたよ」と変化に気づいて目を輝かせる子どもたちの姿が見られました。
ホットケーキを焼くと、ふんわりと甘い香りが広がり「いいにおい~」「早く食べたいな」とワクワクが止まりません。
最後の飾りつけでは、真剣な表情でいちごジャムやシロップを選び、自分だけのホットケーキを完成させました♬
2歳児うさぎ組 「さつまいもきな粉だんご」
子どもたちは、さつまいもが大好き!
目にしたとたん「早く食べたい!」という声があちこちから聞こえてきました。
さつまいもを縦に切って「中は何色かな?」と尋ねると、「バナナの色!」と答える子もいて、子どもらしい発想がたくさん見られました。
つぶす作業では、ぎゅっぎゅっと力強く押す子、ひとつずつ丁寧につぶす子など、それぞれの個性が光っていました。
きな粉の味見では、砂糖を入れる前は「なんの味?」と首をかしげていた子どもたちも、砂糖を加えると「きな粉だ!」と嬉しそうに味の変化を感じていました。
仕上げにお団子のようにしたさつまいもをきな粉に転がすと、粉がついていく様子を楽しみながら「もう一回!」と何度もまぶして食べていました。
1歳児ひよこ組 『さつまいもマッシュ』
生のさつまいもを見た子どもたちは、「触りたい!」「食べたい!」とわくわくした様子。自分の番になると、目を輝かせながらじっくり観察したり、裏返して形を確かめたりと、夢中になって楽しむ姿があちこちで見られました。
以前は、順番を待つのが難しかった子どもたちも、今回は「自分が触ったらお友だちに渡す」というやりとりができるようになり、成長を感じる場面もありました。
また、蒸したさつまいもを手で潰すときには、「あったかいね」「やわらかいね」と言葉にしながら感触を楽しみ、嬉しそうに笑顔を見せていました。
0歳児ひよこ組 『さつまいもをさわってみよう』
「さつまいも」に触れてみました。
生のさつまいもを見た子どもたちは、その大きさや形に興味津々!
手で持ち上げたり、転がしたりして楽しむ姿が見られました。
半分に切って蒸したさつまいもを見せると、ふんわり甘い香りが広がり、自然と口を開けて「食べたい!」と伝える子もいました。
また、蒸したさつまいもを手でつぶすことにも、感触を楽しみながら笑顔を見せていました。
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『食育』を通して
- すずっこのうえんでの野菜づくり
園内にある畑(すずっこのうえん)と近隣の農家(中里農園)にもご協力いただき、野菜の栽培や収穫を行っています。
自分たちで水やりをしたり草取りをして野菜の世話をしていくことで、収穫するまでの大変さを知り(種や苗は植えただけでは育たない)思いやり・優しさ・感謝の心を育みます。 - 加工食品づくり
農園で育てた野菜を乾燥させたり(切り干し大根)、発酵させたり(味噌)して加工食品づくりにも挑戦し「こうやってできているんだ」「こうしたらどうなるのかな?」などと考えることで好奇心や探究心を育みます。




































