食育×STEAM教育 ~食べる力の「根」を育てる~
- 人・もの・自然との「かかわり」の中での豊かな食体験が「学び」に繋がるようSTEAM教育の目線で環境を整え、教育・保育を展開します。
- 「日本の食文化を伝える」ことを目的の一つに位置づけています。
食育から育まれる5つの子ども像 (食べる力=生きる力)
おなかがすくリズムの持てる子ども
②五感で味わう
食べたいもの、好きなものが増える子ども
③一緒に楽しむ
一緒に食べたい人がいる子ども
④料理ができる
食事づくり、準備に関わる子ども
⑤大切さがわかる
食べ物を話題にし、食べ物の命を感じる子ども
☆12月の食育☆
幼児クラス 『 おせち料理を知る・お煮しめ作り 』
「おせち知っているよ」「黒豆とえび好き~」「他にも食べたことがあるよ」と教えてくれました。
年のはじめに食べるおせち料理の意味をみんなで一緒に考え、それぞれの料理に願いが込められていることに、驚いていましたよ。
その中で色々な食材が入っているお煮しめを各クラスで分担し幼児クラスで作りました。ぱんだ組は、こんにゃくを食べやすい大きさにちぎりました。普段黒い食材に触れることが少ないので最初は抵抗がありましたが、次第に感触を楽しむ余裕もでてきましたよ。にんじんを花の形に抜くと大喜びで、完成を楽しみにしている様子でした。
こあら組は、はさみを使って上手に椎茸やいんげんを切り、食材が切れる音に興味津々。そして肉を炒めると色が白から赤に大変身。炒めると肉の香ばしいにおいなどの色々な変化に気が付くことができました。
きりん組は、固いれんこんに挑戦!皮を剥くときや切る時はなかなかうまくいかずくじけそうになる姿が見られましたが、あきらめずに行うことで自信につながったようです。煮ている間に‘’好きなおせち料理を考えてみよう‘’をテーマにグループワークをしました。みんなが知っているおせち料理の意見を出しあい、発表をしたのでますます楽しみですね。
最後にお煮しめを完成させ、給食の時間に食べました。「おじいちゃんの家で食べたことある~」「懐かしいにおい」など大満足の食育活動になりました。どのクラスも完食。おいしかったね😊
きりん組
こあら組
ぱんだ組
2歳児 うさぎ組 『干し芋作り』
「収穫したさつま芋を使って干し芋を作りたい!」と子ども達からの希望で行いました。さつま芋の皮をアルミはくでゴシゴシ。「紫から黄色になったね」と嬉しそうに教えてくれました。蒸して切ったさつま芋を網に並べて外で干し,毎日様子を観察すると「どんどん小さくなってきたね」「シワシワになってきたよ」「固くなってきたね」と変化を友だち同士で伝えあう姿が見られました。
干し芋とふかし芋の食べ比べでは、「固いけど美味しい」「おかわり~」と圧倒的に干し芋が人気があり、完食したうさぎ組でした。
2歳児 うさぎ組 『いちごパフェ作り』
大好きな絵本‘’いちごパフェエレベーター‘’を読んでからパフェ作りに挑戦!今回はカステラといちごのフルーチェで作りました。
牛乳にフルーチェ素を入れグルグル・・・ 混ぜると「白からピンクになっているよ」「美味しそうなにおいがする~」「固まってきた~」と変化を楽しんでいました。完成したいちごパフェに大喜び。笑顔いっぱいでしたよ。
0.1歳児 ひよこ組 『さつまいもマッシュ作り』
蒸したさつまいもを袋に入れ、手のひらや指で潰し、さつまいもの感触と温度も楽しみました。袋の上からぎゅーと握るとそのまま手の形が残るのが、おもしろく集中して行うことが出来ました。
食べるとさつま芋が甘く、笑顔いっぱいのひよこ組でした。
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『食育』を通して
- すずっこのうえんでの野菜づくり
園内にある畑(すずっこのうえん)と近隣の農家(中里農園)にもご協力いただき、野菜の栽培や収穫を行っています。
自分たちで水やりをしたり草取りをして野菜の世話をしていくことで、収穫するまでの大変さを知り(種や苗は植えただけでは育たない)思いやり・優しさ・感謝の心を育みます。 - 加工食品づくり
農園で育てた野菜を乾燥させたり(切り干し大根)、発酵させたり(味噌)して加工食品づくりにも挑戦し「こうやってできているんだ」「こうしたらどうなるのかな?」などと考えることで好奇心や探究心を育みます。